ガラスコーティングは、その水の弾き方によって大きく3つのタイプに分類されます。 水を弾く「撥水タイプ」、水を弾かない「親水タイプ」、そしてその中間の性質を持つ「疎水タイプ」です。 撥水コーティングは水滴が転がる様子が目に見えて分かりやすく、施工直後の満足感も高いため人気があります。しかし、親水タイプや疎水タイプにもそれぞれ優れた特徴があり、愛車の保管環境や使用状況に合わせて選ぶことが重要です。 この記事では、各タイプのメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたの愛車に最適なコーティング選びをサポートします。
目次
- 接触角の違いコーティングの性質を決めます
- 撥水タイプのコーティングのメリット・デメリット
- 疎水タイプのコーティングのメリット・デメリット
- 親水タイプのコーティングのメリット・デメリット
- コーティングに対して何を求めますか?
- まとめ
1.接触角の違いがコーティングの性質を決めます

Wikipedia 投稿者 竹内彩乃
コーティングの撥水性能を測る指標として「接触角」という概念があります。 接触角とは、上の図のΘ(シータ)で示される角度のことで、水滴が塗装面に接触したときの水滴の丸みを数値化したものです。この角度によって、撥水・疎水・親水の3つのタイプに分類されます。

B接触角が中程度
C接触角が小さい(ぬれやすい)
Wikipedia 著者 MesserWoland
撥水タイプ:接触角90度以上 水滴が丸く盛り上がり、コロコロと転がり落ちる状態です。接触角が大きいほど撥水性が高く、100度を超えると「超撥水」と呼ばれます。
疎水タイプ:接触角70~90度 撥水と親水の中間的な性質を持ち、適度な水弾きと汚れの流れやすさを両立したバランス型です。
親水タイプ:接触角70度以下 水が塗装面に薄く広がり、水玉になりにくい状態です。水滴のレンズ効果によるダメージを防ぎます。 *
2.撥水タイプのコーティングのメリット・デメリット

撥水タイプのメリット
圧倒的な水弾きの爽快感雨の日に水滴がコロコロと転がり落ちる様子は、コーティングを施工した実感を最も強く感じられる瞬間です。近年の技術進歩により、接触角100度を超える超撥水状態を長期間維持できる製品も登場しています。 洗車が楽しく、効率的に 水をかけるだけで汚れが浮き上がり、拭き取りもスムーズ。タオルが滑るように動くため、洗車時間の短縮にもつながります。洗車好きの方には特におすすめです。
撥水タイプのデメリット
水玉がシミの原因になりやすい 撥水時の水玉がレンズの役割を果たし、太陽光を集めてウォータースポット(水シミ)を形成しやすくなります。特に炎天下での放置は要注意です。
雨上がりに汚れが目立ちやすい 水が弾かれて流れ落ちる際、汚れが塗装面に残留しやすい傾向があります。そのため、定期的な洗車が必要です。
こんな方におすすめ
– 洗車が好きで、こまめに愛車をケアできる方
– ガレージ保管など、屋根がある環境で車を保管している方 – 雨の日の水弾きを楽しみたい方
撥水タイプでオススメのコーティングはこちら https://calacl.jp/hi-mohs-coat-the-neo/
3.疎水タイプのコーティングのメリット・デメリット

疎水タイプのメリット
シミが付きにくいバランス型 適度な水弾きにより、撥水タイプのような強いレンズ効果が発生しにくく、ウォータースポットのリスクを軽減できます。撥水と親水の「いいとこ取り」をした性質です。
優れた水引き効果 水が自然に流れ落ちるため、汚れが塗装面に残りにくく、雨上がりでも比較的きれいな状態を保てます。
洗車時の拭き取りがスムーズ撥水タイプほどではありませんが、適度な滑りがあり、拭き上げ作業も快適に行えます。
疎水タイプのデメリット
撥水感は控えめ 撥水タイプのような劇的な水弾きはありません。「ちょうど良い」撥水性と捉えるか、「物足りない」と感じるかは、オーナーの好み次第です。
定期的なメンテナンスが必要 多くの疎水コーティングには専用のメンテナンスリキッドが付属しており、接触角を適切に維持するために定期的なセルフメンテナンスが推奨されます。
こんな方におすすめ
– 撥水と親水のバランスを重視する方
– 濃色車(黒・紺など)をお持ちの方
– 屋外駐車で、シミを防ぎたい方
疎水タイプでオススメのコーティングはこちら https://calacl.jp/hi-mohs-coat-the-glow/
疎水タイプでリースナブルなコーティングはこちら https://calacl.jp/class-h/
4.親水タイプのコーティングのメリット・デメリット

親水タイプのメリット
水シミが最も発生しにくい 水が塗装面に薄く広がり、水玉になりにくいため、レンズ効果によるダメージがほとんどありません。ウォータースポットに悩む方には最適な選択肢です。
セルフクリーニング効果 雨が降ると水が膜状に広がり、汚れを自然に洗い流してくれます。洗車の頻度が少ない方でも、比較的きれいな状態を維持できます。
メンテナンスが最も楽 特別なメンテナンスをしなくても、親水性能が長期間持続します。忙しくて洗車する時間がない方にも安心です。
親水タイプのデメリット
撥水感がほとんどない コーティングの醍醐味である水弾きの爽快感は得られません。雨の日の見た目の変化も控えめです。
洗車時の拭き取りに滑りがないタオルがスルッと滑る感覚がないため、拭き上げに少し時間がかかります。洗車好きの方には物足りなさを感じるかもしれません。
こんな方におすすめ
– 洗車の頻度が少なく、手間をかけたくない方
– 屋外駐車で、水シミを徹底的に防ぎたい方
– 塗装の保護を最優先に考える方でも安心してコーティングを施工していただけます
親水ガラスコーティング施工事例はこちら https://calacl.jp/vitz-kagero/
5.コーティングに対して何を求めますか?
ここまで、撥水・疎水・親水の3つのタイプについて解説してきました。それぞれに長所と短所があり、「万能なコーティング」は存在しません。しかし、どのタイプも愛車の塗装を保護するという本来の目的はしっかりと果たしてくれます。
では、どのタイプを選ぶべきでしょうか?以下を参考に、あなたのライフスタイルに合ったコーティングを見つけてください。
撥水タイプがおすすめの方
– 洗車が趣味で、こまめに手入れができる
– ガレージや屋根付き駐車場を利用している
– 雨の日の水弾きを楽しみたい
疎水タイプがおすすめの方
– バランスの取れた性能を求めている
– 濃色車(黒・紺・ダークグレーなど)に乗っている
– 屋外駐車だが、ある程度は洗車もする
親水タイプがおすすめの方
– 洗車の手間を最小限にしたい
– 屋外駐車で、水シミに悩んでいる
– 塗装保護を最優先に考えている
コーティングの選択は、車の保管環境、洗車頻度、ボディカラー、そしてあなたの価値観によって変わります。迷った場合は、専門店でしっかり相談することをおすすめします。
6.まとめ
ガラスコーティングは、接触角の違いによって撥水・疎水・親水の3タイプに分類され、それぞれ異なる特性を持っています。 撥水タイプは水弾きの爽快感と洗車のしやすさが魅力ですが、水シミには注意が必要です。
疎水タイプは撥水と親水のバランスを取ったタイプで、シミが付きにくく汚れも残りにくい万能型です。
親水タイプは水シミが最も発生しにくく、メンテナンスの手間が少ないため、忙しい方に最適です。
コーティング選びでは、車の保管方法、洗車の頻度、ボディカラーなどを総合的に考慮することが大切です。
コーティング専門店でプロのアドバイスを受けながら、あなたの愛車に最適なコーティングを選んでください。
ここ富山県では、冬の融雪剤による塩害という厳しい環境があります。
当店では、そのような雪国特有の条件にも対応したコーティングをご用意しております。
あなたの愛車が、いつまでも美しく、長く大切に乗っていただけるお手伝いができれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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