BLOGコーティング日誌

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トヨタ セルフリストアリングコートへのコーティング

コラム

みなさんトヨタのセルフリストアリングコートへのコーティングについて悩んでいませんか?

自己修復性対擦り傷クリヤーとも呼ばれていますが、傷がつきにくく薄い擦り傷なら自己修復してしまうという画期的なクリヤーです。

主にレクサスやトヨタでも高級車に分類されるカムリやヴェルファイアなどに採用されていて、通常の塗装より洗車キズやドアノブ付近につきやすい爪の引っ掻き傷などがつきにくく、ついたとしても薄い傷なら太陽の熱などで自己修復する高機能な塗装になっています。

レクサス ボンネット磨き修理

当店では自己修復機能のある対擦り傷クリヤーの塗装も常時行なっており(対擦り傷クリヤーを塗装する工場は少ないのが現状・・・。)その取り扱いの難しさや磨き仕上げの難しさを身を持って日々体験しているので、セルフリストアリングコートへのコーティングも当然仕上がりが他社とは違います。

そもそもセルフリストアリングコートへのコーティングは必要なのか?

セルフリストアリングコートは大変優れた塗装であるため、コーティングが必要でないと考えている方は多いのではないでしょうか。もちろんコーティングの必要はないという考えも一理あり、コーティング技術がいくら向上しているとはいえ高機能なクリヤー塗装にはかないません。一部自己修復機能付きのコーティングや対擦り傷性能が格段に向上したコーティングは開発されてきていますが・・・。

耐久性、持続性に多少難ありなのでは・・・。

セルフリストアリングコートの素晴らしさはご理解いただけたと思いますが、実は弱点もあります。自己修復機能や対擦り傷性能には期限があり、メーカによると5〜8年と言われています。十分な機能を果たすベストな状態は3年くらいではないでしょうか。個人的な見解ですが、一度劣化が始まると通常のクリヤーよりも修復が難しくタチが悪い印象があります。

鳥フンによる塗装のダメージ

修理費用が高額

もう一つのデメリットは再塗装等の修理費用が高額になってしまうことです。仮にボンネットの塗装費用が5万円だったとすると、セルフリストアリングコートの場合は7〜8万円くらいになってしまいます。また、しっかりと高機能塗装を施工してくれる板金塗装屋さんも少ないので、信用できるディーラーにお願いするとさらに高額になってしまうこともあります。

高性能なクリヤーだからこそコーティングをして守りたい

劣化の原因はやはり紫外線によるものが多いのですが、高機能塗装でも紫外線による影響は避けられません。そこで提案したくなるのがコーティングです。セルフリストアリングコートの性能を十分に体感しようと思えば、あえてコーティングを施工する必要はないのかもしれません。しかし、一度クリヤー塗装の劣化が始まると一気に機能の低下が目立ってしまうセルフリストアリングコート。やはり、ベストな状態を少しでも永く保つためのコーティングは施工しておいて間違いはありません。

水弾きなどの見た目より、守る力を重視したコーティングを

劣化が始まると機能低下の早い高機能塗装。私たち塗装職人の目から見ると最初はいいけど・・・。のクリヤー塗装はしっかりと守ってあげるコーティングを施工するのがベストだと考えています。コーティング施工後の満足感が高い超撥水タイプのコーティングを施工したい気持ちを抑えて、ここは塗装を守る力を重視した疏水性や親水性のコーティングの施工をお勧めします。

コーティング ハイモースコート グロウ 富山

なぜ疎水性や親水性のコーティングがお勧めなのか

セルフリストアリングコートなどの高機能塗装は薄い傷がつきにくくそして薄い傷なら自己修復してしまう素晴らしい機能があります。ですが一旦深めの雨染みや鳥ふんの跡などができると磨いてもなかなか消すことが出来ないという弱点もあります。撥水性のコーティングは疎水性や親水性のコーティングと比べると、やはり水ジミが出来やすくそれがウォータースポットに発展して取れなくなります。これが高機能塗装に深くついてしまうとなかなか取れないのです。そのためにも疎水性などの車を守る力に特化したコーティングを選択した方が良いのです。

まとめ

トヨタの誇る塗装技術「セルフリストアリングコート」は、かなりの性能を発揮する素晴らしいクリヤー塗装です。しかし若干耐久性に難があり、シミなどが深くついてしまうとなかなか取れないという弱点もあります。高級塗装だからこそコーティングを施工して守ってあげることも必要です。

そしてそのような塗装にコーティングを施工する場合、やはり頼りになるのがコーティング専門店です。プロのアドバイスを受けながら、最適なコーティングを施工し、長く大切に乗ることができるようにしましょう。


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