原因は鳥の糞
トヨタ ハリアーの天井に大きなシミができてしまったとのご相談です。
こういったシミの多くの原因は、鳥の糞!!
気づかないうちに車の天井やボンネットに鳥の糞がのって、
そのまま放置するとこのようなシミになってしまいます。
対策としては面倒でもすぐに洗い流す事。
濡れタオルどで拭き取るだけでもOKです。
今回は、ミガキでシミの除去をご依頼いただきましたが、完全には消えませんでした。
跡が残った部分は塗装が弱くなっているので、いずれその部分の塗装は剥がれてしまいます。
鳥の糞は強力に塗装を侵していきます
磨けるだけ磨いてみましたが・・・。
薄っすらと跡が残りました。もう一カ所も取り除くことはできませんでした。
フンのダメージについて
鳥の糞が付いてしまったときは、発見次第取り除くのが懸命です。
糞は車の汚れの中でも一番塗装にダメージのある汚れの一つです。
調べてみるとどうやら鳥の糞は強い酸性の物質だそうで、この酸性が塗装面にものすごいダメージを与えます。
トップコートのクリヤー塗装はかなり外からのダメージに強く作られていますが、
酸性の鳥の糞はかなり短時間で塗装を侵し、
ひどいときには上記のように深く侵食し塗装を剥がしてしまうほどです。
鳥の糞がついてしまった時の対処法
鳥の糞は付着したらすぐに取り除くことが懸命です。
とりあえず今忙しいから放置しよう!などと悠長な事を言っている場合ではないくらいです。
水で流しながらマイクロファイバークロスで拭き取るか、
時間が立って糞が固くなってしまっている場合は、お湯でふやかしてクロスで拭き取ってください。
糞の中には硬い木の実が入っているかも知れません
鳥は木の実を食べるので、糞の中に硬い木の実が入っていることが多くあります。
そんな木の実をクロスで力強く拭き取れば車に深い傷をつけてしまいます。
そうならないために、面倒でも水やお湯を使ってしっかり流しながら糞を除去していきましょう。
どんなに柔らかいマイクロクロスを使用しても、
いきなり鳥の糞を拭き取ってしまうと、中に木の実が入っていた場合、
塗装しなければ直らないキズをつけてしまうことになりかねません。
鳥の糞を落とされないための対策は・・・。
対策としては屋内に駐車するようにするか、
カーポート等の屋根の下に駐車するくらいしか方法はありません。
また、電線や木の枝の下などに駐車しているとその上に鳥が止まって、
糞の集中爆撃を受ける事があるので注意しましょう。
時々興味本位にミラーの上だけに山のように糞を落とされたり
することもあるくらい頭の良い鳥もいるようです。
雨染みについても悩みの種
車の塗装のシミと言えば雨染みも気になります。
雨染みについての原因と対策については別のブログにまとめてみましたのでご覧ください。
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