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お車の冬支度は済んでますか?

コラム

富山の厳しい冬がやってきます。富山の冬の気候はほとんどの日が雨か雪・・・。道路の上が乾く事ってあるんでしょうか?というくらい車にとって劣悪な環境です。

車にとっての冬支度といえばまず思い浮かぶのがスタッドレスタイヤ。ここ富山では冬にスタッドレスタイヤを装着することは当たり前で、夏タイヤでの走行はほぼ自殺行為。ほぼすべての車がスタッドレスタイヤに履き替えて厳しい冬に備えます。

ただ、車にとっての冬支度はそれだけで良いのでしょうか? 実は冬の寒さは車にとってとても厳しく、タイヤ以外にも準備しておかないと、車の寿命すら縮めてしまうことになりかねません。

今回の記事では車にとってベストな冬支度の方法を解説していきたいと思います。


目次

  1. まずはスタッドレスタイヤの準備
  2. バッテリーのチェックも忘れずに
  3. ウォッシャー液の濃度を確認
  4. エンジンオイルの確認・交換
  5. 冬用ワイパーは便利です
  6. 雪かき棒や鉄スコップも必要です
  7. 融雪剤から車を守るためのコーティング
  8. まとめ

1.まずはスタッドレスタイヤの準備

車の冬支度は済んでいますか?

こちら富山の冬に車を走らせるための最低限の準備として、スタッドレスタイヤは必須です。時々、県外の方でなんとか簡易チェーンでやり過ごそうとする方がいらっしゃいますが、やはりスタッドレスタイヤがなければワンシーズンすら乗り越えることは出来ないでしょう。

12月目前になってくるとタイヤショップは連日大変混み合いますので、11月中旬くらいまでにタイヤ交換を終わらせておけば待ち時間も少なくスムーズに交換を終えることができるでしょう。


2.バッテリーのチェックも忘れずに

バッテリーのチェックも忘れずに

通常、バッテリーは安価なものでなければ2年から4年は持ちますが、バッテリーは寒さに弱いため、今まで全く異常がなかったのに、寒くなると一気に劣化がすすみ「バッテリーあがり」になる危険があります。秋くらいに少しセルモーターの回る勢いが落ちてきたと感じたら、すぐに交換したほうが無難です。

また、念の為ブースターケーブルを車に積んでおけば、いざバッテリーが上がったとき近くの車に助けてもらいやすいので便利です。


3.ウォッシャー液の濃度を確認

ここ富山では真冬に0度を下回ることも多いので、ウインドウォッシャー液の濃度が低いと凍結する可能性があります。特に冬場は前方の車が跳ね上げる泥水を浴びる事が多く、ウォッシャー液を常に使えるようにしておかないと非常に危険です。本格的な冬が来る前に必ずチェックしておきたいポイントの一つです。


4.エンジンオイルの確認

エンジンオイルもチェックしよう

気温が下がるとエンジンオイルにも影響がでてきます。冬場はエンジンがとても冷えるため古くなって劣化が進んだオイルはエンジンにとても負担をかけてしまいます。エンジンがかかりにくくなりバッテリーにも負担がかかるため、エンジントラブルの原因にもなりかねません。チェックして早に交換しておくのがベストです。


5.冬用ワイパーは便利です

降雪時に車を走らせていると、程なくワイパーが効かなくなって何度も車を降りてワイパーを叩いた経験はありませんか?ワイパーが効かなくなる原因はいくつかありますが、ワイパーブレードの金属部分が凍結して、ガラスに密着させるバネの役割をしなくなるためワイパーが効かなくなります。

その現象を防いでくれるのが冬用ワイパーです。これを使用することによって、車から降りる頻度はかなり少なくなるのでとても便利です。


6.雪かき棒や鉄スコップも必要です

雪かき棒は必須アイテム

富山の冬の車載アイテムで雪かき棒は必須です。ホームセンターで1,000円くらいで売っているので、雪が降る前に購入しておきましょう。雪が降ってから購入しようとすると、売り切れていて中々てに入りません。

タイヤがスタックした時のために、小さめの鉄スコップを積んでおくといざというときに便利です。


7.融雪剤から車を守るためのコーティング

塩害専用アンダーコート

北陸地方は特に融雪剤の塩害によるサビの発生から車を守っておくことをオススメします。特に山間部の方や沿岸部の方は下回りのサビで車の寿命を大きく縮めてしまっている事が多いので、防錆アンダーコートやボディーガラスコーティングを施工しておくと良いでしょう。

ボディーガラスコーティングは積もった雪をスルスル落としてくれますので、雪かきがとても楽になるというメリットもあります。合わせてウインドガラスコーティングはガラスの凍結を抑え、視界をクリアにしてくれるので冬場の施工はおすすめです。

冬前のボディーコーティング

昔は車は10年10万キロで寿命が来るなんて言われていましたが、今は20年20万キロを目指しても何ら問題なく走れるくらい車は長寿命になりました。しかし、下回りのサビや、ボディー塗装面の劣化は相変わらずで、かなり進化してきたものの、下回りのサビが酷くてメンテナンス費用がかさみ、乗り換えを余儀なくされる方も多く、また、ボディー塗装面が退色して汚くなってきたら、気分的に乗り換えたくなってしまうもの。

車にかける費用を抑えるためにも、下回りの防錆やボディーのコーティングやメンテナンスも冬前に行っておくことは、長期的にみると強くオススメしたい項目です。


8.まとめ

富山の冬はとても厳しく、車にとっての冬も同様に厳しい事がおわかりいただけたでしょうか。

最低限の装備(スタッドレスタイヤや雪かき棒)などとともに、バッテリーやオイルのチェックも忘れないようにしたいものです。

また、車を長持ちさせるために、冬場の融雪剤から下回りを守る、防錆アンダーコートやボディーガラスコーティングは車にかかる将来の経費を節約するためにの先行投資になるので、とてもオススメです。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

皆様のお車が少しでも長くキレイ乗っていただけますよう願っています。


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